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*画像の無断転載を禁じます
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皆さんはタロットという言葉を聞いてどんなイメージが思い浮かびますか?
私は頭に布を巻いたミステリアスな女性が水晶を前に
なにやら操っているようなそんなイメージ。。。
でも実際はまったく別のものでした。
ある友人の紹介で私は一人の女性に出会いました。
その方は私の母と同じくらいの年齢で、
以前はスチュワーデスをしていたそうです。
彼女はフランス滞在も長く、英語もフランス語も
どちらも流暢に話すことができます。
そしてそのフランス滞在中にたまたまタロットを習ったのだそうです。
今は英語の教師をしているそうですが、
タロットのほうが本職になりつつあるくらい人気があるそうです。
私も占ってもらったのですが、
先生の話に心を打たれながら気持ちはだんだんと
カードのほうに向いていました。
ふと手にしたタロットのイラストの美しさに
一目で恋に落ちてしまったのです。
先生のカードはいわゆる私がイメージしていたものとは違いました。
アンティークのような色合いで、とてもセンスがよく
構図のバランスも最高でした。
そのうち私が引かなかったカードの図柄にまで興味深々に。
話しを聞いているうちに、このカードのイラストを書いた
作者のことがどんどん気になっていきました。
家に帰ってからもどうしてもそのカードのことが忘れられなくなり、
もう一度会ってカードを見せていただけないかと
お願いして再び先生と会うことになりました。
こんな風に連絡してくる人は果たして私以外にいるのかしら?
タロットではなくカードの作者に興味を持ったなんておかしな話しだけれど、
先生は快くokしてくれました。

裏は金。表の絵柄にも
ところどころに金と銀が使われている。
少し黄みがかった地色がまたいい。
次にあったときに先生は沢山のカードを私に見せてくれました。
よく見る絵画のような綺麗な絵柄のもの、
少しおどろおどろしい神秘的な絵柄のもの
エジプト柄なんてものもありました。カードを一枚一枚手にとって、
世の中のタロットの数分その絵柄を描いた作者も存在するのだなと
ぼんやり考えていました。
絵柄を書く画家によってカードの描き方もまたそれぞれ。
私が恋に落ちた作者のカードはちょっぴり皮肉でとってもユーモラス。
Swordsの10をほとんどのカードが倒れた人間に
剣が10本刺さっているイラストで表しているのに対して、 その作者は左右から刺された剣のなかに
小さな虫が閉じこめられていて身動きが取れないと表しています。

女達は嘆き悲しんでいます。
足下には黄色い菊の花。
はじめてこのカードを見たとき
やられた!と思いました。
カードの一つ一つの意味とその作者が描く情景を眺めているだけで、
とても心が惹かれます。それにこの作者はカードに一枚一枚
自分のサインを隠し絵のような感じで残していました。
小さな紙切れに自分のサインを書き、それを絵の中のどこかに隠すのです。
その紙はときどき紙飛行機になったり、紙の舟になって海に浮かんでたりします。
それもとっても素敵で見ていて思わず溜め息が出るほどです。
そんな私を見て先生はそのカードを譲ってくれると言ってくださいました。
私はこのカードを自分のデザインが煮詰まったときに引きますといったら、
とても喜んでくれました。難しいことはわからないけれど、
このカードは眺めているだけでもとても素敵な気分にさせてくれるのです。
もともと占いに全く興味がなかったのですが、
こういう形でタロットに触れる機会ができたことは、
きっとなにか意味のあることなのかもしれません。
いまではお気に入りの大切な私のカードです。
何気ないことが全く別のところのなにかを動かすことってあるんですね。
私のsiteも誰かしら読んでくれた人が興味を持ってくれたり、
少しでもいい刺激になればと思い綴っています。
*24.12.2006
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